2018年3月31日土曜日

和歌山大会の車検・電池検査に関するお知らせ

和歌山大会の準備日お疲れ様でした。
本日のプレ車検およびプレ電池検査の結果を踏まえまして、明日の車検及び電池検査を以下の通りに実施します。

【車検の全体フロー】
①車検表に必要事項を記入してください。
②リチウム系バッテリーを使用しているチームは電池車検を受けてください。
 リチウム系バッテリーを使用していないチームは直接③に進んでください。
③ロボット本体の車検を受けてください。

※車検を通過するまで、コートを使って練習することはできません。

【電池検査について】
下記URLの資料を確認してください。
http://www.robocupjunior.jp/rule/2018rule-wakayama/RCJJ2018_Competition-Guideline_v2.pdf

検査対象のリチウム系充電池を使用しているチームは、以下のものを持って電池検査場に行ってください。

  • 車検シート
  • 大会中使用する全てのリチウム系充電池
  • リチウム系充電池の製造者責任を有する者が作成または公開している、電池の取り扱い方や仕様が記載された説明書、仕様書、保証書といった資料
    (できるだけ紙媒体が望ましいが、電子データ形式でもよいこととする。電子データ形式の場合は、大会中いつでも即座に参照できる状態であること。)
  • 大会中使用する全てのリチウム系充電池の充電器
  • 充電器の製造者責任を有するものが作成または公開している、製品の取り扱い方や、使用する充電池の指定充電器もしくは規格に適合した充電器であることが分かる説明書、仕様書といった資料

【ロボット本体の車検】
車検シートと、バッテリーを装着した状態のロボット、トップマーカを持って車検場に行ってください。
車検シートと一緒に配布する車検要領を確認し、問題が明らかな場合は車検を受ける前に修正しましょう。
車検は1台単位で受けることもできますが、混雑を軽減するためにも、できるだけ2台一緒に受けるようにしましょう。






2018年3月27日火曜日

和歌山大会 競技形式について


「各リーグの競技について」
全リーグとも、スイス式トーナメントによる予選とシングル・エリミネーション方式(いわゆる普通のトーナメント)による決勝を行います。
決勝トーナメントには、スイス式トーナメントで上位となった8チームが参加できます。

なお、スイス式トーナメントは31日~1日に渡って行われますので、
両日とも、全チーム試合があります。

各リーグ毎の詳細を以下で確認してください。

【ビギナーズリーグ】
・予選
 スイス式トーナメント 全5回戦
 31日 1~3回戦 14:00~18:00
 01日 4~5回戦 09:15~11:45
 試合時間 前半4分 休憩3分 後半4分

・決勝
 予選TOP8チームによるシングル・エリミネーション
 01日 12:15~13:30
 試合時間 前半5分 休憩5分 後半5分

【ライトウェイトリーグ】
・予選
 スイス式トーナメント 全6回戦
 31日 1~4回戦 14:00~18:30
 01日 5~6回戦 09:15~11:15
 試合時間 前半4分 休憩3分 後半4分

・決勝
 予選TOP8チームによるシングル・エリミネーション
 01日 11:45~13:15
 試合時間
 決勝と3,5,7位決定戦 前半10分 休憩5分 後半10分
 準決勝など上記以外 前半5分 休憩5分 後半5分

【オープンリーグ】
・予選
 スイス式トーナメント 全6回戦
 31日 1~4回戦 14:30~18:45
 01日 5~6回戦 09:45~11:30
 試合時間 前半4分 休憩3分 後半4分

・決勝
 予選TOP8チームによるシングル・エリミネーション
 01日 12:00~13:30
 試合時間
 決勝と3,5,7位決定戦 前半10分 休憩5分 後半10分
 準決勝など上記以外 前半5分 休憩5分 後半5分


試合数などを検討して、十分な準備を行ってください。

3月30日の準備日について


和歌山大会参加のみなさまへ

3月30日準備日について案内します。
 ・準備日(3/30)は大会受付(組み合わせ抽選等含む)と車検のみを行います。
 ・パドックもコートもありませんので、ロボットの調整はできません。
 ・3/30に受付と車検をしなければいけないというものではありません。3/31でも大丈夫です。
 ・3/30に受付(抽選)を行わなかった場合、スタッフが代わりに抽選を行います。
 ・3/31に受付・最初の車検を行うと、パドックでの自身のロボット調整時間が少なくなります。
 ・3/31の試合に参加するためには3/31の車検に合格する必要があります。3/30に車検を受けることで、問題を解決するための長い時間が得られます。

 ・3/30の車検は1台1回までとします。つまり、車検に通らなかった場合、3/30に再車検は行いません。翌日3/31に再車検を受けてください。
 ・受付後、カバンからロボットを取り出してすぐに車検を行えるようにしてきてください。
 ・車検と配布資料の確認を終えると、建物内にとどまることはできません。

保護メガネ・手袋の使用について


【和歌山大会での保護メガネ・手袋の使用について】

 ・サッカーワールドリーグ(オープン、ライトウェイト)参加者は保護メガネの使用を推奨します。
 ・コートでロボットを動かすときは、試合・練習にかかわらず保護メガネの使用を推奨します。
 ・ビギナーズリーグは保護メガネを使用しなくてもかまいません。
   ※保護メガネ着用を推奨するのは、ドリブラーの高回転、ロボットの移動速度の増加にともなう、ロボットの衝突による部品の飛散等から目を守るためです。

 ・手袋を使用することを推奨します。これは指の怪我を防ぐためです。
   ※ただし、手袋は薄手の革手袋やゴム手袋を使用してください。軍手や毛糸などの繊維系手袋は、ドリブラーなどで巻き込まれた時に大変危険なので使用しないでください。

和歌山大会ルール再掲


確認の意味でルールの記載場所をここに記載します。
 ※10月21と同内容

【ワールドリーグ】
  サッカー技術委員10/21掲載
 https://drive.google.com/file/d/0B1qQdbK99P6rdklaZFEwS3g0NEU/view

【ビギナーズ】
 RCJJ HP→過去の大会情報→2017ぎふ・中津川、公式ルール→日本リーグ・サッカービギナーズ
 http://www.robocupjunior.jp/2017-rule.html
 http://www.robocupjunior.jp/rule/2017rule-gifu-nakatsugawa/RulesJ2017_Beginner.pdf

【リチウムイオン二次電池使用ルールについて】
 RCJJ HP→各リーグ公式ルール→競技運営指針(PDF第2版)のダウンロードはこちら
 http://www.robocupjunior.jp/rule.html

2018年3月22日木曜日

質問フォームからの問い合わせへの回答3


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質問:

3.2項の色パーツに関する干渉に関して、以下の事項について教えてください。

・ライトウェイトリーグにもオープンリーグと同じ基準が適用されますか。
・ある一定の大きさ以下のパーツであれば、使用しても大丈夫でしょうか。
・白色LEDが青色と認識された場合、干渉になりますか。
・故障等によりロボットが持ち上げられたときにロボット底面から光が見えた場合などは干渉の対象になりますか。
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回答:

サッカールール2017 3.2項より

干渉を避けるため、ロボットには、オレンジ色や黄色、青色の他、ランドマーク(4.3
項参照)と混同する恐れのある色を用いることはできません。これには、LED
等の発光体を含みます。オレンジや黄色、青色、その他ランドマークと類似した色のパーツがロボットに使用されている場合は、そのパーツが他のロボットから認識できないように、ロボットの構造上の工夫で遮られるよう対処するか、干渉しないニュートラルな色でテーピングまたは塗装する必要があります。

本ルールは、ジャパンオープン2018のワールドリーグに適用されるルールですので、本来壁の高さに影響されるものではありません。なお、ジャパンオープン2018では、ワールドリーグで使用するすべてのコートがルールに従って準備されますので、リーグに関わらず、壁は2016ルールよりも高いものとなりますし、ランドマークも設置されます。

選手の皆さんは、ルールに従い他のロボットに干渉しないロボットの製作に努めてください。

ロボットに干渉する恐れのある色パーツが使用されている場合、ジャパンオープン2018和歌山大会においては次のように扱われます。



①車検

車検では、ロボットに使われている色パーツまたは発光部品によって実際に干渉が発生するかどうかを確認する事はできません。従来は、試合中に干渉が発生する可能性をできる限り減らすため、パーツの大きさによって合格、不合格を決めていました。しかし、パーツの絶対的な大きさで干渉の有無を判断することは原理上適当ではありません。また、選手の皆さんの理解が深まっていることで、色干渉が起こらないよう十分対策されたロボットが増加してきています。

そこで今年からは、ロボットを外側から確認し対象の色、または発光部品からの光の漏れが確認された場合は、色パーツ有りの特記事項が付きます。その他の車検基準に問題が無ければ、そのまま特記事項付きの車検合格となります。この特記事項は審判に注意を促すためのもので、干渉の可能性があることを決定するものではありません。

既にPSDセンサでは同様の対応がとられています。



②試合

選手は、試合開始前にお互いのロボットを確認する事が望ましいです。もし、色による干渉の可能性が疑われる場合は、その場で主審に申し出てください。ロボットの動作に影響があることを確認する作業を実施します。干渉の申告は試合開始前が望ましいですが、試合中でも可能です。しかし、試合後に申告することはできません。確認作業の手順については以下の動画を確認してください。



干渉することが確認されたロボットは、干渉が無くなるように修正されなければなりません。修正作業中は故障として扱われます。

また、発光体によって生じるフレアがカメラでの認識を阻害する場合や、フィールドに反射したLED光等により影響を受ける場合も色干渉に当たりますので、修正が必要です。

なお、故障やアウトオブバウンズ、マルチプルディフェンスなどによりロボットが持ち上げられたときも色の干渉の対象とします。ただし、ラインセンサのLEDが白色の時、持ち上げられたときに干渉が生じても干渉とはみなしません。
 持ち上げた時の干渉の申告に対しても、審判が確認を行います。干渉とみなされた場合、故障扱い、1分間退場とします。。退場は最初に干渉と認められた時の1回のみで、その後は「アウトオブバウンズの場合の撤去は電源を切ってから持ち上げる、復帰の時は、コートに置いて電源を入れる。」という方法を必須とし試合を続行、これを怠った場合は、故障とする。
 ただし、干渉で一度退場になったあとは、審判が移動させる場合は電源を切らずそのまま移動させる。それによって干渉が生じても干渉とみなさない。(押し出しによるコート内への移動やマルチプルディフェンスによる中立点への移動の場合。)


コート外でLEDを点灯させたまま裏返しにする様な行為に対して干渉の対象になる可能性があります。また、コート内のロボットに向けてLEDの光を照射した場合は、干渉を意図的に引き起こしたと見なされる可能性があり、警告の対象になることがあります。


なお参考程度の技術情報として、LEDなどの発光体は、単なる有色のパーツ(コネクタなど)よりも色認識に与える影響が大きいです。例えば、一見ルールで規制されたどの色の近似色にも当たらないような白色LEDは、青色光と黄色光を合成していますので色認識に影響を与えます。LEDなどの発光体を使用する際には、特に干渉対策に注意が必要です。

2018年3月14日水曜日

リチウムイオン二次電池使用について【補足】

リチウムイオン二次電池使用について。

リチウムイオン二次電池を使用するチームは競技運営指針(PDF第2版)のルールに従ってください。
http://www.robocupjunior.jp/rule.html

 ※ビギナーズはリチウムイオン二次電池を使用できません。
 
罰則規定と充電中の掲示については下記のとおりとします。




罰則規定
 ・ルール違反については、イエローカードとし、車検証にイエローカードを与えたことを記載する。
 ・イエローカード2枚のチームは、その後競技に参加できるが、最終結果(順位)から除外される。


●充電中の掲示について
 ・「充電中」の掲示板は、机の上で自立する必要があり、高さ20cm以上、幅10cm以上とする。
   ※例えば添付の図のものが1つの例である。


 ・充電中の掲示することで、離席できるわけではありません。チームの 1名以上のメンバーが不具合・危険な兆候などないか常に監視しなければなりません。充電したまま離席するとイエローカードの対象となります。




質問フォームからの問い合わせへの回答2


「サッカールールに関する質問等の受付窓口」へ頂いた質問への回答を掲載します。

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質問:
ルールには機体は赤外線を反射してはいけないとありますが、
全方位カメラのミラーは許容範囲になるのでしょうか。
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回答:
3.2項に記載されている通り、ロボットは赤外線を反射しないように作成されなければなりません。
ロボットが反射する赤外線による相手ロボットの動作に対する干渉が生じた場合、
赤外線を反射したロボットは干渉が生じないように修正されなければなりません。

なお全方位カメラのミラーにもいくつもの作り方がありますが、
全方位カメラとして十分な性能を発揮する理想的なミラーであれば、
理論上、赤外線干渉を起こすことはまずないはずです。
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質問:
全方位カメラは自作しなければならないとありますが、その基準はどこにあるのでしょうか。
例えば3Dの設計図を自作し、ミラーを外注するのはセーフなのか、また市販の凸面鏡を使用するのはセーフなのか、等。
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回答:
国際フォーラムに本質問への回答して適したスレッドがありますので参照してください。
https://junior.forum.robocup.org/t/clarification-wide-angle-panoramic-view-systems-in-open/171

チームの主体的な作業によって製作(即ち自作)された全方位カメラを使用する必要があります。
ルールは、選手が自身で考えたり、作業したりする必要のない完成された広角/全方位カメラの使用を禁止しています。
これは、キットをただ組み立てただけの機体での出場を禁じる8.2.3号と同等の基準です。
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質問:
日本語版 8.2.2 ”電圧制限値を上回る昇圧回路は、キッカー駆動用にのみ認められています。”
この部分ですが,国際ルールから”電圧制限値を上回る昇圧回路は、”を付け足しているのはなぜですか。
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回答:
ルールの誤った解釈を防ぐため、このワードを付け足しました。

英語版を直訳すると、「昇圧回路はキッカーの駆動用にのみ認められている」となりますが、
この表現ではキッカー以外の部分には一切昇圧回路を使ってならないかのように受け取れます。

しかし実際には、オープンリーグでは15.0V、ライトウェイトリーグでは12.0Vを超えない範囲であれば、
ロボット内の好きな箇所に昇圧回路を用いることができます。

詳細は、国際フォーラムの下記スレッドをご確認ください。
https://junior.forum.robocup.org/t/step-up-voltage-regulators/218
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質問:
ライトウェイトリーグの赤外線ボールのLEDがランドマークと同じ赤色ですが、変更等されますか。
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回答;
赤外線ボールの赤色LEDについては、そのまま使用します。
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質問:
この窓口へのリンクをブログに貼っていないのはなぜですか?。
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回答:
まずはルールをきちんと読んでもらい、
そのうえで疑問点があれば質問してもらいたいと考えているからです。
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2018年3月7日水曜日

和歌山大会で使用するランドマークの色

和歌山大会で使用するランドマークを現地撮影した写真を
https://robocup-wakayama.com/
で公開しました。参考としてご利用ください。


これは、ダイセンさんから借りた、床材,ゴール,ランドマーク印刷紙,オレンジボール を、
会場となる和歌山ビッグホエールのアリーナで、本番と同じ照明の下で撮影したものです。

なお、この施設の照明装置は、LED器具と水銀灯の混合です。太陽光が入る窓はありません。